LIVE SOUND METER / 使い方・ガイド
騒音を記録する方法と測定メモの書き方
あとから結果を読み取れるように、必要な条件を残しましょう。測定ごとに使える記入例を紹介します。
数字だけでなく、何が変わったかを残す
まず、確かめたいことを決めます。値を1つ残すだけより、「窓を閉めると平均値は下がるか」と問いを定める方が比較しやすくなります。音源と条件に短い名前を付け、同じ測定条件を保ってください。
コピーして使える測定メモ
以下は架空の記入例です。コピーしたうえで、すべての項目を実際の条件と観察内容に置き換えてください。保存前に、必要な情報を「レポート用のメモ」にも入力できます。
日時:2026年10月22日 21:00
場所:寝室、窓を閉めた状態
音源・設定:扇風機、弱
マイク・端末:ノートPCの内蔵マイク
位置・距離:机の上、扇風機から1 m
入力・調整:ゲイン変更なし、基準器での調整なし
有効な音声時間:60秒
平均の推定値:48.2 dB(A)
最大の推定値:55.6 dB(A)
観察した出来事:途中で一度ドアを閉めた
比較用ファイル:fan-high-60s.csvPDFとCSVに含まれる情報
保存する前に測定を停止してください。「レポートを保存」では端末内で文書を作成し、印刷やPDF保存ができます。「CSVを保存」では分析用のデータを取得できます。どちらにも録音データは含まれません。
| 形式 | 含まれる情報 |
|---|---|
| レポート・PDF | 測定全体の有効データから求めた統計値、端末、日時、メモ、終了前30秒の履歴、最後に取得したスペクトル。 |
| CSV | 測定情報と約1秒ごとのエネルギー平均。該当する場合は、最後の1秒未満の区間も含みます。 |
確かめたいことに合わせてデータを使う
持続する変化は測定全体の平均値で比べ、短い大音量は履歴とメモで説明します。長く測定しても、レポートの履歴は最後の30秒間だけです。CSVでは測定全体の有効な区間を確認できます。除外区間がある場合は、有効な音声時間と総経過時間も確認してください。
元のファイルをまとめて保管し、2026-10-22-fan-low-run1.csvのように音源、条件、日付が分かる名前を付けましょう。新しい測定を始めると以前の統計値は置き換わるため、先に保存してください。CSVの列名は英語、小数点はピリオド、日時はUTCです。先に測定情報、そのあとに区間データの表が入ります。Excelで区間データだけを取り込む場合は、elapsed_secondsの見出しから下を別のCSVにコピーし、「データ」→「テキストまたはCSVから」で開いて、文字コードをUTF-8、区切りをコンマとして確認してください。UTCの日時はそのままでは日本時間ではありません。
共有前の確認と正式な用途
メモやファイルには場所、生活時間、端末情報などが含まれる場合があります。必要な内容だけを記入し、共有する前に削除したい情報がないか確認してください。
ブラウザで作成した記録は個人の観察用で、専門家の調査報告書でも、証拠としての採用を保証するものでもありません。正式な騒音相談や職場の評価では、受け付ける機器と手順を相談先に確認してください。
最終確認日: 2026年10月22日